オクラ

栄養たっぷりのネバネバ野菜オクラ

オクラは栄養たっぷりのネバネバ野菜です。
アフリカ原産のオクラは、暑い夏に生長します。
その勢いはなかなかで、生長の末に実をつけるのです。

何とエジプトでは紀元前から栽培されていたとか。
ハイビスカスに似た一日花は、とても美しいものです。
明治時代は鑑賞用だったというのも頷けます。

4~6月にタネまきをする

4~6月がタネまきの時期。
一昼夜、タネを水に漬けておきましょう。
オクラは地温25~30度で発芽です。
低い場合は、マルチで地温を上げてください。

植え位置は株間40cmです。
その植え位置に4粒種を置きます。
2cmの深さに埋め、土をかけ、手で押さえましょう。
その後、水やりをしてください。

5~7月にやるのは追肥(間引き)

間引きと2回の追肥で、株の成長、実の成長を促しましょう。
まずは、本葉が4~5枚になったら、間引きの時期です。
一番良い株を1本残し、間引き。
その後、草丈が15cm~20cmになったら、1株につき10~15粒、化学肥料で追肥です。

水やりを追肥と同時進行すると、肥料が水の中に溶け込み、早く効くよう。
水は穴に流れ込むようにマルチに掛けましょう。

6~10月は楽しみな収穫

収穫はタイミングが大事。
先端が折れるようになり、サヤが7~8cmになったら、収穫時期です。
大きくならないこの時期が良いのは、大きくなり過ぎると固くなり、おいしくなくなるから。
サヤの根元をハサミで切って収穫します。

収穫時の下葉摘みは大事です。
収穫時期を延ばせます。
オクラは下から、実が付いて行きます。
収穫時、サヤの下にある葉を1枚残して下葉を切ってください。

こうすることで、養分の分散を防げるのです。
収穫期は長くなります。
さらに、収穫量がアップできるのです。
風通しも良くなりますから、高温高湿でも蒸れず、病害虫の駆除にもなります。

プランターでも育てられます。
お料理する場合は、生に近い状態で食べるのが良いようです。
さっと湯がいて、お好みの味付けで頂きましょう。